50代後半に入ると、人生に対してマンネリや息切れが、日々の生活の隙間にでてきますね。日々やることは今までとそんなに変わらないのに、以前のような気持ちのスイッチが入らない、、、身体的にも衰えを感じる日々、、、人生100年とかメディアでは言われて、この先いろいろ考えるだけでも気持ちが滅入ってしまう。
そんな気持ちを、どうにかして断捨離したいと思い、私がやって良かったこと、続けられていること次の3つをご紹介します。
- 気持ちの除湿
- 耳石を動かす
- 笑顔の練習
まずは、原因探し、、、原因を考えるというよりは、自分で解決できるように都合の良い原因を探し出す感じですね。ぼんやりでも良いので、原因がわかれば、対策も考えられるので、、、。
原因はすぐにはわかりません。が、自分の都合の良いように原因を探し続けていると、1か月過ぎたあたりで、こんなことを感じました。人生のマンネリ感、「世の中全般、しょせんこんなものだ」と考えているもう一人の疲れている自分が、頭の中にいたんですねーーー(笑)、見つけましたよ。
都合の悪くなった時や、寂しさを感じる時、時間の隙間からちょこちょこ出てくるんですよ。より対策を考えたいので、こんな自分の気持ちを「昭和サビオ」と名付けてみました。こんな感じですかね。
「昭和サビオ」は、近くのものをどんどんサビさせていきます。防錆剤を使ってもすぐにサビていくので、表面上の対処は意味が無いようです。私の原因は「昭和サビオ」です、とまず勝手に思うと対策がなんとなく考えられますね。
「昭和サビオ」を今さら抹消するとは思いません。できません(笑)。50年以上かけて自分自身が創ったものなので、、、たぶん、抹消できても、次の「昭和サビオ2」がすぐに出てくると思います。
ですので、私の対策は「昭和サビオ」が悪ふざけしないようにすること、腸内細菌の善玉と悪玉(この場合、昭和サビオは悪玉です)のイメージですね。今風に言うと「共存」ですかね。
ここで、「昭和サビオ」への対策、私がやってよかったもの、今でも継続していることを3つ紹介します。みなさんのお役に立てればうれしいです。では、まずその①
①気持ちを軽くすること:金属も湿気があるとすぐサビが発生します。ですので、湿気という自分自身の気持ちを「除湿」することをおすすめします。空気や雰囲気を軽くするイメージですね。自分の中に長年積み重なった気持ちの湿気(重荷やストレス)、実は自分自身で気が付かないうちに気持ちを重くして、ジクジク「加湿」しているようですよ。
長年の気分が良くない人生体験や昔のはずかしい記憶、変なこだわり、どうでもよいプライド、〇〇ねばならない考え方、仕事での細かいことをずーっと考えてプライベート時間にも持ち込む癖、など、ゴミのような溜まった「湿気」を乾燥させることに集中することですね。無くすのではなく「乾燥させる」イメージ。具体的には
まずは「除湿する!」と決めることです。なんだ、、、と思うかもしれませんが、結構自分のイメージは大事です。決めること、自分自身に約束することが、50代以降には一番効果があるのかなと思いますよ。日々、繰り返しでてくる「湿気」だらけの記憶など、捨てるのは大変かと思いますが、出てきたら除湿スイッチを入れて乾燥させる、また出てきたら除湿スイッチを入れて乾燥させる、この作業を繰り返すことです。
繰り返しやっているうちに、、、気が付かないうちに、次第に「湿気」が取れていきます。サラッとなります、不思議です。記憶や習慣そのものをすぐに消したり修正したりするのはとても難しいので、「湿気」だけでも無くなれば、気持ちは楽~に軽くなるかと思います。
そのうちそのものが無くなってしまうかもですね。気持ちを軽くするために誰でも持っている「気持ちの除湿機能」をフルに活用してください。そして2番目
②動くことです:人間は「動物」です。当たり前ですが、動く物とかいて動物、動くことが生きることと私は勝手に解釈しています。人によって動くことの定義は違いますが、私の場合は「移動すること、歩くこと、調子の問い時はチョイRUN」を続けています。チョイRUNの意味は、3km以上は走らない。その代わりチョイチョイこまめに走るの意味。移動する、歩く、チョイRUNなどを続けている良い理由は「耳石」を動かすためです。「耳石」???
耳の石と書いて「耳石(じせき)」と呼びます。三半規管の中にある耳の石、イメージは歯ブラシの毛の上に小さい石が乗っかっているイメージです。カラダが動くと、毛の上に乗っている石が上下左右に動きますので、その石の動きで歯ブラシの毛がつぶれて、その情報が素早く脳に送られ、脳はカラダが今、動いているのか、傾いているのか、経っているのか、座っているのか、、、カラダの状態を把握して、脳から筋肉や骨、腱などに信号を伝えます。
例えば、つまずいた時に、耳石がカラダの傾きを感じて脳へ「今、傾いているよーー」の情報を送り、脳は、素早くカラダが倒れてケガしないように、筋肉や骨や腱に対して「脚を前に出して、踏ん張れ―――!」と指示だし、下肢が動きます。
この繰り替えしで筋肉や骨や関節が動いて、ある意味鍛えられています。
普段あんまり歩いたり、動かないと、、、「耳石」が動かない時間が長くなり、脳はカラダが動いていないので、勝手に「筋肉や骨、間接を強くする必要がない!」と解釈して、筋肉の動きや骨の成長をストップさせるようです。一番わかりやすい例は、宇宙飛行士。
無重力の環境にいると、「耳石」は全く動きません(歯ブラシの毛を潰す重力がないので)、脳は勝手に筋肉や骨はあまり必要ない、と解釈して、筋肉や骨を丈夫にする優先順位をググっと下げてしまいます。ですので、宇宙飛行士は毎日何回も宇宙ステーション内で運動をして強制的にカラダを動かしています。それでも、地球に戻ってくると、重力に負けて立てませんし、骨もかなりもろくなるようです。
ほとんどの方々は、無重力レベルまでは経験はしないですが、座ってばかりいることも耳石を動かしていないので「プチ無重力」の環境にいるようなもので、筋肉や骨がもろくなっていきます。そこに通常の自然老の化現象も重なって、、、動きにくくなります。
そこで、私が行っていることは「耳石を動かすこと」。一番簡単でオススメは、その場ジャンプです。自分のチカラで体を1cmでも良いので持ち上げて床に着地。毎朝、50回ぐらいですかね。そうすると「耳石」が上下に大きく揺れ続け、脳がその信号をキャッチしてカラダを支えるための「筋肉の増強・骨を丈夫に!」の指令を飛ばします。立てない方は、頭を前後左右に10数回ゆっくり振ることでも同じような効果があるそうです。(自分ではやってないので調べた情報です)。
実はこの「耳石」。NASA自体が研究をして「耳石は、足や関節だけでなく、体全体の老化のスイッチ役!」と言っております。耳石が動いていると、自律神経(内臓や血流の生命コントロール)もバランスよく働き、「耳石」がよく動かないと、筋肉や自律神経の機能低下を招く、老化が促進すると言われています。
長くなりましたが、まとめると、私は朝の「その場ジャンプ」と「チョイRUN」をできる範囲で続けています。その理由は「耳石を動かす」ためです。ゆっくりでも走ることは、カラダを地上から浮かせて着地してますので、かなり「耳石」が動いているイメージですね。次のようなイメージを勝手に思いながら、カラダを動かしています。
カラダを動かすたびに、「耳石」が働いて、カラダの老化を守っている!という勝手なイメージで(笑)
こう考えてみると、ご高齢になって自然にハイカイが始まることは、もしかすると
に刻まれた、老化スイッチである耳石を動かすために脳の生命維持機能が「生きるため」に出している「動け!」というエールかもしれませんね。人間は、動く物、動物ですので。
以上は、あくまでも素人である私の考えです。介護をされている方は本当に大変ですが、そのように考えることで少しはストレスが減るのかな、、、と思ったので、、、かわらないかな。
さてっ、長くなりましたが「サビオ対策」3つ目は、③笑顔を意識して出すことです:50代の私、気が付くと難しい表情になっているんですね。別に特別問題がないのに、、、怖い顔(笑)。自分では「無表情」のつもりですが、周りには「難しい顔、怖い顔」として映っているみたいですよ。
食事をしている時、電車に乗っている時、デスクで仕事をしているる時、リビングでスマホを見ている時、、、何気ない時の表情です。
ですので、私は、パソコンの画面や鏡にふと映った自分の表情を見るようにしています。「こんな表情していたら、一緒にいる人はもちろん、知らない周りの人に不快感をあたえるな~~」と思う時もありました。
そこで「笑う門には福が来る!」の言葉を信じて、笑顔の実践ですね。
笑顔は、自分自身のためにもなりますよ。自律神経専門のドクターが、表情と自律神経の実験をしたところ、笑顔でいる時は、副交感神経(リラックスモードにする)がとても良く活性化するそうです。
精神的なバランスを取り戻し、カラダもゆるんでくる、、、精神衛生上とても良いようで、まさに、笑顔は自然のクスリですね。この実験での笑顔は、思いっきり笑ったりしなくても、ただ口角を上げるだけでも効果があるそうです。表情と自律神経のつながりが強いようですね。
ですので、毎朝、鏡を見ながら口角を上げる練習は、とても良いのかと思い実践しております。
この口角を上げる感覚を、仕事中や日常のふとした時に思い出して、練習練習、、、。いつでも、どこでも、誰といる時にでも、お金も時間もエネルギーもかかりません。
顔の表情の筋肉もカラダの筋肉と同じで、使っていないとすぐ固くなって老化していきます。さらに、顔面にはかなり複雑な筋肉の仕組みがあります。これだけ複雑な筋肉が顔面に存在するということは、、、頻繁に使う意味があるんですよね、きっと。
口角をピッと上げる、上げる、上げる。笑顔の表情が定着してくると、その通りの筋肉の動きができてきて、筋肉のメリハリもできてきて、俗にいう「いい表情してますねー」に近づけるかと思います。
人生の中で苦労している方ほど、いい表情をしている。と言われるのは、どん底の時に、その方はワラにもすがる思いで、笑顔になる訓練を実践されてれてきてからかも、、、しれませんね。私の周りにもいらっしゃいます。間違いありません。
以上です。まとめると「昭和サビオ」を悪ふざけさせない私が実践している3つのポイント、いかがでしたか?
- 気持ちの除湿
- 耳石を動かす
- 笑顔の練習
できる範囲で良いので、実践してみてはいかがですか。せっかく時間をかけて私のブログを最後まで読んでいただいたので、あなたへの感謝の気持ちが、すこしでもお役に立てれば最高です! ではまた。
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