本嫌いだった私の本の読み方 3つのポイント

仕事

今回は、私の元気の素である「本」について。  
本が大っ嫌いだった私が、ふとしたキッカケで25歳頃から本を読み始めて、、、、、 気が付いてみると30年。 はじめは仕事感覚で続けていた本を読むことが、今では私の生活の一部になっており  私の生きざま、日々のメリハリにとても役に立っています。 継続してやっていると 「こんなふうに読むといいよ」 的なことを少しはお伝えできるので、ご紹介します。  本の読み方、楽しみ方。  

  1)目的をもって読む。 漠然と読むのではなく「この本からこんなことを見つけよう」という感覚で読むと続きます。

 私が読書時間に実践していることは、 「この内容は、XXXさんに伝えよう」 「この説明は、資料のあの表現に使える」 「この考え方、明日から早速実践してみよう」 などなど、誰かに伝えるために、自分で行動することを意識して読むと、文章が頭の中に「自分の言葉」で入ってきます。自分事になってちょっと楽しくなります。常に、目的であるOUTPUTを意識して読むとよいかもですね。 

  2)平行まとめ読み。「さがしているテーマ、目的」に関する本を2~3冊並行して読みます。探していることの本質が見えてくるような気がします。

 私はいつも同じテーマの本を2~3冊平行に読みますが、教科書ではないので、1冊読み終わってから次、という読み方では飽きてしまいます(笑)ですので、読むペースは本によってバラバラでよくて、それぞれの本を読みたい時間や環境で平行に読み始めます。家で読みたい本、移動時間に読みたい本、生活環境のなかにマッチさせて細切れで読みます。どうしても読みにくい本がたまにありますが、そんな時はすぐに諦めます。時間が無駄になるので。平行まとめ読みは、同じテーマでも、著者によって違う考えや共通する部分がつかめると、その本質が見えてくるような気がします。

私の場合、本を選ぶときは、自分が今おかれている状況に大きく影響しますね。最近は、著者から選ぶのが多いですかね、生き方、考え方、健康、、、などのテーマが多くなってきてます。時々、あえて、ノウハウ本や専門書にも手を伸ばして、ワンパターンにならないようにも気を付けてます。  

読書は、「目的感とスピード感」がとても大事かと思います。その刺激に、脳が活性化されているのかどうかはわかりませんが 「目的とスピード」で 集中力が長続きして読書時間が、本を読むというINPUTではなくて、アイデアや表現、やってみようなどの実践直接型のOUTPUT読書になってくるんですね。  

3)読んだ足跡をつける。 本は自分のノートだと思っています。 ピンときた!感動した!など影響を受けた時には、

①そのページの端を折る。これは、後でわかるようにマーキングです。そして、さらに感動したときは、②赤ペンで線を引き、空欄に自分の考えなどを書き込みます(すぐ、忘れるので)  足跡を残しておくと、こんなに本を読んだ!という自分への視覚的モチベーションにもなります。後から読み返したときに、あの時こんなことで壁にぶち当たってたんだ、、、のようなことがわかって、自分の歴史を見るようでも、面白いですよ。  

そして、一度読んでから5年ぐらい時間が経って、同じ本を読み直したときに、過去に影響を受けたページや箇所には、まったく感動しないで 「なんでこのページに赤線引いてあるんだ?」のような感覚になるときもあります。逆に、昔読んだときはスルーしていた他のページや別な箇所に感動します。 不思議ですね、本の内容は変わってないのに、、、読み手の私の状況が変わっているんですね。

そんな時は、こんなふうに思ってください。「5年間で、自分も成長してるんだー。いいぞー!」 と勝手に思ってくださいね。 

人は自分の人生のわずかな経験だけでは、なかなかバランスの良い生き方は難しい時もあります。そんな時に、著者が必死になって活字にした本は、とても役に立つかと思います。自分の経験していないもう一つの「視点や考え方」が短時間で湧き出てくる感じです。

「本はどうも苦手で、、、」「忙しくて、、、」  大丈夫です。 私も学生時代は読書が大っ嫌いで、国語は最低の成績でした(笑)  慣れですね。 お風呂の中、移動時間、なんとなくスマホをいじっている時間、テレビを見ている時間、食事をするように生活の一部の隙間、細切れ時間でどうぞ! 

以上です。参考になれば嬉しいです。

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